昔の人はここが違う!?日本伝統の力「丹田の秘密」

丹田

動画【昔の人はここが違う!?「日本伝統の力」丹田の秘密」】

アリス
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この記事では、丹田の力の秘密についてお伝えします。

丹田・肝っ玉の力、この英語圏でも「ハラ」という言葉が使われているほど、世界各国でも禅とかマインドフルネスにおいて、必ず必要とされているのが丹田の力、この力の活用とも言われています。
日本でも実際に「道」と付くもの、武道とか色々華道茶道いろんな道がつくものがありますけれども基本、「道」つくものは全て丹田から始まり丹田に終わるとも言われています。
実際、スポーツ選手とか芸術的な活動しているアーティストたちもこの丹田を意識されているのではないかなと思います。
丹田の歴史はとても古いですので2000年以上昔から丹田という言葉が使われれていました。
丹田という字は「」というのは、「不老不死の薬」それほど霊妙な力を宿していると言われていました。
」というのは、その霊妙な力、「不老不死の薬を耕す土地・田んぼ」という意味でもあります。
そうのように丹田という言葉で使われますが、普通、丹田というと臍下丹田でへその下の下腹の丹田を意識することが多いですけれども、丹田は実は3つあるんです。

3つの丹田について

上丹田、中丹田、下丹田でこの3つを合わせて「丹田」という表現をすることもあります。
清・気・神(せい・き・しん)というのは三宝(さんぽう)、三つの宝と言われています。
私達の体の根本を司っているこの三宝が、それぞれ上丹田、中丹田、下丹田に納められていると言われています。
上丹田は神が収められている、上丹田は「を蔵する」と言われていますが、精神を司り睡眠ともすごく関係があります
眠りにくい方や眠りに問題がある方はこの神・上丹田に何か問題があるかも知れません。
上丹田は明るいか暗いかでその状態を表すことができます。
もちろん明るい方がいいですけれども、明るければ精神が安定していますし、意識がとても広い、洞察力があってこの人生や世の中をしっかりと見つめがめることができる。これからの先のことを予測することができる力があるとも言われています。
中丹田は、」を蔵し、食欲と関係します
そして愛、ハートチャクラとも関係し、結局は人間関係全てと関係するのがこの中丹田ではないかと思います。
中丹田が開かれている人は、人間関係がよくできますし、中丹田がちょっと詰まっているというか塞いでいらっしゃる方々は、人間関係がちょっと難しいところがあるのではないかなと思います。
この気を蔵する中丹田は、清・濁でその状態を判断できます。
清らかであればあるほどいいです。
やはり、滞ると血液もそうですけども、滞ってしまうと末端にまで血液がいかなくて、血の流れが悪い、循環が悪いと言いますよね。それと同じで、気も一緒です。
清らかであればあるほど、血液の循環が良くなってて先の先まで血が行き届くように気が広く広く行き届いて、自分も皆もを満たす抱くようなそんな器の大きな形になっていくことができます。
そして下丹田というのは、「」を蔵します
精を蔵しますので、当然精力というもの、生殖能力を司りますから、その分私の生命力、元気の力、いろんな肉体から様々な私たちの生きる上での必要なチカラを蔵しています。
この下丹田は、強い弱い強弱で判断されますけれども、やはり強ければ強いほど生命力が溢ていると言われています。

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昔の人は丹田・肝っ玉の力が違う理由

この3つの丹田の中でも特に下腹丹田、臍下丹田(さいかたんでん)は、昔の方の方が今の現代人よりもっともっともっと力強かったと言われます。
中丹田は、時代によって違うところもありますが、下丹田はやはり昔の方のほうが圧倒的に強かったです。
ですので、昔の方々は東京から名古屋まで歩いて移動することもありましたし、1日何時間かけて移動するというのは普通だったのではないか、衣食住においても全部自分でします。
服を作ることも、畑を耕して薪をつけてそこで料理をして、それら全部生きること全てがずっと体を使いながらしていかなければ生き残ることができなかった。
逆に言うと、丹田の力がなければ生き残ることができなかった、そんな時代だったかも知れません。
結果的にはみんな今の方よりも丹田の力が強い、そして丹田の強い人だけが生き残ってきた時代ともいえるかもしれません。昔の方元気じゃないですか。
この部分は、昔の書物で女性についてとても驚くべきことが書かれていますけれども、昔の女性達はやはり丹田の力が強かったですので、たくさん子供を産むことができましたし、なによりも毎月ある女性の日生理の日がありますよね、今のような便利な生理用品などはありませんので、実際に紙のようなものを布ですかね、ここに生理が出るところに突っ込んでそれでグーッと丹田に力を入れながらでないように留めておきながら、かわら、お手洗いに行く時にポーンとそれを抜いて出して、その時だけ生理の出血を出すとも言われているぐらい、同じ人間なのかなと思うぐらい今の方々でそのように生理を出す時をコントロールすることはとても難しいと思いますが、昔の方はそれができたと言われている、そんな書物もあるぐらいです。
本当に全く私たちと下腹丹田の力が違うなと感じますが、その原因はいくつかあると思います。

1、朝から晩まで体の力をよく使う

一番大きいところは朝から晩まで体の力をよく使っていること。
実際、丹田の力が強い方が生き残っていることもあります。

2、空腹の時間があり(消化力が低下する食生活でない)詰まりが少ない

食べるものがたくさんあるわけではありませんので、基本的に空腹の時間がしっかりとある。
それは、みぞおちがつまらないということですので、自然と丹田にエネルギーが集まりやすい、胸やみぞおちが詰まると丹田には力集まりにくいんですね。

3、精神的ストレスが少ない

ストレスがないわけではないですが、現代のように精神的なストレスというものが少なかったのではないかと思います。
ちょっと肉体的なストレスの方が多かったのではないかと。

4、丹田が強化される筋力をよく使う生活

生活においても丹田を使うしかない、そのような生活だったのではないかと思います。
例えば草履を履くこと、足の親指と人差し指の間で猫挟みながら、私たちでは想像ができないぐらい草履でたくさんの距離を歩く、それは丹田というのはやはり内もも足の内側に力が内転筋の力とも言えますけど、内側の力をしっかりと使うことが出来る時、丹田の力も強くなります。
そういう意味では、昔の方々はもっと足の内側にしっかりと力を入れて生活していたところもあるんじゃないかと思います。
この下丹田は、よく火で表すことができますが、例えば溶鉱炉とかかまどの火などですね。
その火が丹田の力だと言われていますけれども、私たちのこの木木という材料に対して呼吸そして意識というふいご、ふいごを通して丹田の火を育てていくのだ、これは焚き火で例えることができますが、いきなりわあっと燃え上がることはないです。


少しずつ少しずつ大事に大事に育てながら、だんだんと大きくしていくものですが、この火に関して丹田の火を育てているのか丹田が生きているのか、これは私の師匠もよくおっしゃっていることでもあります。
丹田が生きている方は、心がいつも平和で口にする言葉がいつも美しいんだ。」

丹田が生きている人はどんな人?

結局、体も心も魂もとても幸せな状態でもありますよね。
この丹田の火が消えると、私たちは病気になって、精神的にもとても不安になって、イライラし始めます。
当然ですよね、生命力はどんどんと落ちていくからですので、丹田の火が消えることをそれを「宇宙を失うこと」と言われています。
自分の事だけ生きるようになる、それが悪いことではないですが、結局意識が視野が狭くなって世界が小さくなっていく、私という世界がどんどん小さくなって、私を守るために生き始めますし、この丹田の火が消えることが深刻になっていくと、本当に自分までも破壊してしまう、世界が自分よりも小さくなっていくと、この自分という存在さえも破壊するようになってしまいます。
ですので丹田の火を育てていくことというのは、人生を楽しむうえで当然必要なことですし、そして何か仕事をする上でも家庭円満、家族が幸せになっていく上でもいろんな人間関係が大きく大きく広がっていく上でも、人生において丹田というものはあまりにも大事なのではないかと思います。
ぜひ次回はこの丹田の火を灯していくこと、育てていくこと丹田チャージについてお伝えしていきたいと思います。
動画「今すぐ出来る!丹田チャージ」

まとめ

・丹田の「丹」とは不老不死の薬という意味。「田」は不老不死の薬を耕す土地・田んぼの意味。
・上丹田は、神を蔵する。精神を司る。明るい暗いで状態をあらわす。睡眠とも関係がある。
・中丹田は、気を蔵する。愛・ハートチャクラ、人間関係、食欲と関係している。清・濁で状態を判断する。
・下丹田は、精を蔵する。生殖能力を司り、生命力、元気の力、生きていく上で必要な力を蔵する。
強弱で状態を判断する。
・昔の人と現代人の下腹丹田の力が違う理由
 ①朝から晩まで体の力をよく使う
 ②空腹の時間があり(消化力が低下する食生活ではない)詰まりが少ない
 ③精神的ストレスが少ない
 ④丹田が強化される筋力をよく使う生活

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